動作検証バージョン:Windows版Excel(バージョン1908 ビルド11929.20300)
最背面に画像を挿入するPowerPoint VBAのコードをご紹介しています。
このコードで利用しているShapes.AddPictureメソッドは、Excel VBAとPowerPoint VBAで微妙に異なります。
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Shapes.AddPictureメソッドの引数の違い
PowerPoint VBAのShapes.AddPictureメソッドの引数は以下のように定義されています。
FileName As String, LinkToFile As MsoTriState, SaveWithDocument As MsoTriState, Left As Single, Top As Single, [Width As Single = -1], [Height As Single = -1
一方、Excel VBAのShapes.AddPictureメソッドの引数は以下のように定義されています。
Filename As String, LinkToFile As MsoTriState, SaveWithDocument As MsoTriState, Left As Single, Top As Single, Width As Single, Height As Single
よく似ているのですが、違います。
最後の2つWidthとHeightが、PowerPoint VBAでは任意(オプション)であるのに対し、Excel VBAの場合は必須です。
Shapesコレクション・Shapeオブジェクトのプロパティ・メソッドは、ExcelとPowerPointで割と似ているのですが、こういう微妙なところが違っていて、興味深く感じます。
最終更新日時:2021-03-04 12:58
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