「グラフ 枠線 消す vba」
という検索キーワードをきっかけにして、「Chart.ChartArea.Format.Line.Visible」といったオブジェクトを取得・操作するコード(オブジェクト式)で、グラフの枠線を非表示にできることをご紹介しました。
これとはまったく別のオブジェクトを辿るコードでも、グラフの枠線を消せます。
グラフの枠線を非表示にする操作をマクロ記録すると、
ActiveSheet.Shapes("グラフ 1").Line.Visible = msoFalse
といったコードが、自動的に作られます。
このコードを利用します。
グラフの枠線を消すサンプルマクロ
以下のSubプロシージャを実行すると、アクティブシート上のグラフの枠線を消すことができます。Dim shp As Shape
For Each shp In ActiveSheet.Shapes
If shp.HasChart Then
shp.Line.Visible = msoFalse
End If
Next shp
End Sub
Shape.Line.Visibleでもグラフの枠線を消せる
グラフに限らずShapeオブジェクトは、「.Line.Visible = msoFalse」というLineFormatオブジェクトのVisibleプロパティを設定するコードで、枠線を非表示にできます。
グラフ以外に図形が存在していなければ、
For Each shp In ActiveSheet.Shapes
shp.Line.Visible = msoFalse
Next shp
でもOKですが、グラフの枠線を非表示にするということで上記のSubプロシージャでは、
For Each shp In ActiveSheet.Shapes
If shp.HasChart Then
と、ShapeオブジェクトのHasChartプロパティでグラフを持つShapeかどうかを判定する処理を入れています。
最終更新日時:2019-06-12 13:25
- Newer:行が非表示かVBAで判定する-Range.Hiddenプロパティ
- Older:シート全体にShrinkToFit
Home » エクセルマクロ・Excel VBAの使い方 » Shapesコレクション・Shapeオブジェクト » グラフの枠線を消す-Shape.Line.Visible