「マクロ columns 256列 以降は使えない」
という検索キーワードに気づきました。
おそらく、
Columns(257).Select
といったコードを実行して
「実行時エラー'1004': アプリケーション定義またはオブジェクト定義のエラーです。」
というエラーが発生した方による検索でしょう。
Columnsプロパティの引数には16384まで指定できる
「マクロ columns 256列 以降は使えない」
などということは勿論なく、
Columns(16384).Select
を実行すればXFD列を選択できます。
ファイル形式を確認しましょう
上記の、
Columns(257).Select
でエラーになるケースと、
Columns(16384).Select
でもOKなケースの違いはブックの違いです。
Excel 97-2003ブックの場合、ワークシートのサイズは65,536行×256列です。
これに対して2007以降のExcelブック形式なら、1,048,576行×16384列です。
Excel 97-2003ブックに対して
Columns(257).Select
といったコードを実行しても、ありもしない257列目が指定されているのでエラーとなります。
最終列を選択するサンプルコード
どのファイル形式でも、最終列を必ず指定したいのなら、
Columns(Columns.Count).Select
というコードにすればOKです。
列数を取得する「Columns.Count」というオブジェクト式を、Columnsプロパティの引数に指定すれば、最終列を表すRangeオブジェクトを取得できます。
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