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ショートカットメニューを非表示に−CommandBars("Cell").Enabled = False

対象:Excel2002, Excel2003, Excel2007

VBA(Visual Basic for Applications)で、メニューをカスタマイズする方法をご紹介しています。

セルで右クリックをしたときに表示されるショートカットメニューを、表示しないようにしたいという要望もよくいただきます。

かなり作り込みをするようなワークシートを作成しているような方から、ショートカットメニューを表示させないようにしたいという要望をいただくことは少なくありません。

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Excelファイルを開いたときに実行されるAuto_Openマクロに簡単なコードを書いておくだけで、ショートカットメニューを非表示にできます。

▼セルのショートカットメニューを表示しないようにするAuto_Openマクロ

Sub Auto_Open()

 Application.CommandBars("Cell").Enabled = False

End Sub

「Application.CommandBars("Cell").Enabled = False」
で、マウスの右ボタンをクリックしても、[Shift]+[F10]キーを押しても、ショートカットメニューは表示されなくなります。

逆にショートカットメニューを表示されるようにするコードは
「Application.CommandBars("Cell").Enabled = True」
です。

Excelファイルを閉じるときに実行されるAuto_Closeマクロで、
「Application.CommandBars("Cell").Enabled = True」
を実行するようにしておくほうがいいでしょう。

▼サンプルファイル(003628.xls 24KByte)ダウンロード

サンプルファイルには、ショートカットメニューを非表示にするAuto_Openマクロと、ショートカットメニューを表示するように戻すAuto_Closeマクロを作成してありますので、ご確認ください。

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