VBA(Visual Basic for Applications)で、メニューをカスタマイズする方法をご紹介しています。
- メニューバーを元に戻す
- メニューバーをカスタマイズするマクロ
- メニューが複数追加されないように
- Excelファイルを開いたときにメニューバーをカスタマイズする
- 特定のブックがアクティブなときだけメニューがカスタマイズされるように
- カスタマイズしたメニューにアクセスキーを表示する
- カスタマイズしたメニューでサブメニューを表示
- メニュー項目をすべて削除する
- メニューバーを非表示にするマクロ
かなり作り込みをするようなワークシートを作成しているような方から、ショートカットメニューを表示させないようにしたいという要望をいただくことは少なくありません。
Excelファイルを開いたときに実行されるAuto_Openマクロに簡単なコードを書いておくだけで、ショートカットメニューを非表示にできます。
Sub Auto_Open()
Application.CommandBars("Cell").Enabled = False
End Sub「Application.CommandBars("Cell").Enabled = False」
で、マウスの右ボタンをクリックしても、[Shift]+[F10]キーを押しても、ショートカットメニューは表示されなくなります。
逆にショートカットメニューを表示されるようにするコードは
「Application.CommandBars("Cell").Enabled = True」
です。
Excelファイルを閉じるときに実行されるAuto_Closeマクロで、
「Application.CommandBars("Cell").Enabled = True」
を実行するようにしておくほうがいいでしょう。
▼サンプルファイル(003628.xls 24KByte)ダウンロード
サンプルファイルには、ショートカットメニューを非表示にするAuto_Openマクロと、ショートカットメニューを表示するように戻すAuto_Closeマクロを作成してありますので、ご確認ください。
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