英会話ができるようになるには、正しい基礎知識を得たあとに、継続的にトレーニングすることが大切です。
Excelマクロの学習(プログラミングの学習)も、語学学習の一種ですから、同じことが言えます。
『ビジネスパーソンのためのExcelマクロ入門講座』を受講いただいたあと、作ってみたいマクロが元々あった場合、それに取り組んでいただくのが一番です。
ですが、作ってみたいマクロはあるのだけれどあまりにハードルが高すぎる、あるいは、今のところ必要としているマクロが思いつかない、という方もいらっしゃいます。
フォローアップメールについて
主にそのような方に向けて、私が主催している『ビジネスパーソンのためのExcelマクロ入門講座』の終了後には、私からマクロ作成の課題をメールでお出しする、という形でフォローアップをさせていただいています。
講座終了後、数日経過した木曜日に課題を私からお出しして土曜日にその回答をお送りし、翌週の月曜日に課題をお出しして水曜日に回答をお送りするというサイクルで、課題のメールを合計7通・回答のメールを合計7通というフォローアップメールを1か月弱お送りしています。
お送りする課題は、ご自分一人で取り組んでいただいても結構ですし、もしもコードの書き方など添削などをご希望の場合、私にメールをお送りいただければ何らかのコメントをさせていただきます。
課題の内容
『ビジネスパーソンのためのExcelマクロ入門講座』のゴールは、一つのブックの中に複数のワークシートが存在しているときに、それを一つのワークシートにまとめるというマクロです。
実務では、もう一段レベルの上がったマクロが必要となることも少なくありません。
複数のブックの複数のワークシートを一枚のワークシートにまとめるマクロが欲しいというニーズもよくいただきます。
フォローアップ課題の中では、そのニーズにお応えするようなマクロ作成も課題としてお出ししています。
『ビジネスパーソンのためのExcelマクロ入門講座』の最後にお伝えするマクロと、フォローアップ課題のマクロを組み合わせると、複数のブックの複数のワークシートをまとめることも可能になります。
継続が大切
私自身の経験を振り返ってみても、これまで受講いただいた多くのみなさんの様子を拝見していても、マクロ入門者の場合は、丸々一週間マクロを作らないと、残念ながら、かなりのことを忘れてしまいます。
しかし、週に何回かマクロを作ってみようとしていただくと、マクロが作れるようになる可能性がかなり高まります。
そのペースメーカーとしての意味も兼ねて、週に2回課題メールをお送りするようにしています。
しっかりと課題に取り組んでいただき、実務で使えるExcelマクロを作って、無駄な残業時間を減らせるようになっていただきたいと願っています。
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