「パワポ マクロ プレースホルダの選択」
という検索キーワードでのアクセスに気が付きました。
詳細は不明ですが、プレースホルダーを選択するPowerPoint VBAのコードを探していた方による検索です。
プレースホルダーを選択する
以下のSubプロシージャが参考になるでしょう。With ActiveWindow
.ViewType = ppViewNormal
With .Presentation.Slides(1)
.Select
.Shapes.Placeholders(1).Select
End With
End With
End Sub
上記のSubプロシージャを実行すると、アクティブなプレゼンテーションの表示モードが標準モードになり、先頭スライドの1つ目のプレースホルダーが選択されます。
サンプルマクロで行っている処理
先頭スライドの1つ目のプレースホルダーを選択しているのは、
With ActiveWindow
With .Presentation.Slides(1)
.Shapes.Placeholders(1).Select
の部分です。
先頭スライドが選択されていない状態で、いきなりShapeオブジェクトをSelectはできませんから、
With ActiveWindow
With .Presentation.Slides(1)
.Select
事前にスライドを選択しています。
またスライド一覧モードでは個々のShapeをSelectできませんから、
With ActiveWindow
.ViewType = ppViewNormal
事前に標準モードにしています。
サンプルで利用しているオブジェクトの階層構造
上記のSubプロシージャでは、以下のような階層を辿ってShapeオブジェクトを取得しています。
DocumentWindowオブジェクト ← グローバルなActiveWindowプロパティ
└ Presentationオブジェクト ← DocumentWindow.Presentationプロパティ
└ Slidesコレクション ← Presentation.Slidesプロパティ
└ Slideオブジェクト ← Slides.Itemメソッド
└ Shapesコレクション ← Slide.Shapesプロパティ
└ Placeholdersコレクション ← Shapes.Placeholdersプロパティ
└ Shapeオブジェクト ← Placeholders.Itemメソッド
慣れていない方は、ウンザリするでしょうけれど、PowerPointマクロを自分で作りたいのなら、この階層構造を理解するしかありません。
最終更新日時:2019-05-16 16:34
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