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PowerPoint VBAのFontプロパティの戻り値もFont2やChartFontの場合がある

動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit PowerPoint バージョン 2501(ビルド18407.200002クイック実行)ベータチャネル

Word VBAのFontプロパティの戻り値は、Word.Fontオブジェクト・Word.ChartFontオブジェクト・Office.Font2オブジェクトの場合があることを記事にしました。

PowerPoint VBAについても、まとめておきます。

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戻り値がFontオブジェクトのFontプロパティを持つオブジェクト

以下のオブジェクトに用意されているFontプロパティは、PowerPoint.Fontオブジェクトを返します。

  • BulletFormat
  • TextRange
  • TextStyleLevel

Word VBAの場合、以下のオブジェクトのFontプロパティが、Word.Fontが戻り値だったのに比べると、かなり少ないと言えるでしょう。

  • ConditionalStyle
  • Find
  • ListLevel
  • Range
  • Replacement
  • Selection
  • Style

戻り値がChartFontオブジェクトのFontプロパティを持つオブジェクト

以下のオブジェクトのFontプロパティは、PowerPoint.ChartFontオブジェクトを返します。

  • ChartCharacters
  • DataTable
  • LegendEntry
  • TickLabels

これはWord VBAの場合と同じです。

戻り値がFont2オブジェクトのFontプロパティを持つオブジェクト

以下のオブジェクトのFontプロパティは、Office.Font2オブジェクトを返します。

  • Office.BulletFormat2
  • Office.TextRange2

これも、もちろんWord VBAと同じです。

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