「vba currentregion 座標を取得」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。
「座標」と表現されていますが、セル番地・セルアドレスのことでしょうか。
「currentregion 範囲 確認」
という検索キーワードも、同じことを探していらしたのでしょう。
CurrentRegion(アクティブセル領域)のセル番地を取得するサンプルマクロ
以下のSubプロシージャを実行すると、アクティブなセルのCurrentRegion(アクティブセル領域)のセル番地が「$」マーク付きの絶対参照形式で、メッセージボックスに表示されます。MsgBox ActiveCell.CurrentRegion.Address
End Sub
RangeオブジェクトのAddressプロパティで、セル番地を取得できます。
$マークなしのセル番地を取得したい場合は、Range.Addressプロパティに引数を指定して、
MsgBox ActiveCell.CurrentRegion.Address(False, False)
としてください。
オブジェクト式・ActiveCell.CurrentRegion.Addressの図解
上記のSubプロシージャで利用しているオブジェクト式「ActiveCell.CurrentRegion.Address」を図解すると、下図のとおりです。
RangeオブジェクトのAddressプロパティでセル番地を取得できる
この記事では、CurrentRegionのセル番地を取得する例をご紹介しましたが、ここで利用しているAddressはRangeオブジェクトに用意されているプロパティですから、「.Address」の前は、Rangeオブジェクトを返す記述であれば、オブジェクト式でもオブジェクト変数でもOKです。
例えば、「ActiveCell.Address」ならアクティブセルのセル番地を、「ActiveWindow.RangeSelection.Address」や「Selection.Address」なら選択されているセル範囲のセル番地を、取得できます。
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