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「VBA CurrentRegion 先頭」
という検索キーワードに気付きました。

RangeオブジェクトのCurrentRegionプロパティで取得したアクティブセル領域の、先頭のセル・最初のセルを取得するにはどのようなコードを書けばいいのかを探していたのでしょう。

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CurrentRegionの先頭セルを取得するサンプルマクロ

以下のようなSubプロシージャが参考になるでしょう。
Sub CurrentRegionの先頭セルを取得する()
 Dim rng As Range
 Set rng = ActiveCell.CurrentRegion.Item(1)
 MsgBox rng.Address(False, False)
End Sub

サンプルマクロの解説

アクティブセル領域(Range.CurrentRegion)の先頭セルを表すRangeオブジェクトを取得しているのは、
  Set rng = ActiveCell.CurrentRegion.Item(1)
の部分です。

これだけでは何が起きているかよくわからないので、
  MsgBox rng.Address(False, False)
と、RangeオブジェクトのAddressプロパティで、そのアドレスをメッセージボックスに表示しています。

コレクションから単独オブジェクトを取得するコード

開かれている全ブックを表すWorkbooksコレクションオブジェクトから、1番最初に開かれたブックを表す単独のWorkbookオブジェクトを取得するには、
  Workbooks.Item(1)
というオブジェクト式(オブジェクトを取得するるコード)を利用します。

全ワークシートを表すWorksheetsコレクションオブジェクトから、1番左のワークシートを表す単独のWorksheetオブジェクトを取得するには
  Worksheets.Item(1)
というオブジェクト式を利用します。

上記のSubプロシージャに登場する
  ActiveCell.CurrentRegion.Item(1)
もこれらと仲間のコードです。

最終更新日時:2018-10-18 11:50

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