詳細はわかりませんが、
「word vba textframe」
という検索キーワードでアクセスがありました。
TextFrameは文字列枠を表すオブジェクトです
拙著『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』の、Lesson 45「TextFrameは文字列枠を表すオブジェクトです」で解説しているのと同様、Word VBAのTextFrameオブジェクトも、図形内に文字列を入力するための枠を表します。
(まったく同じというわけではありませんが)Word VBAのTextFrameにも、PowerPoint VBAのTextFrameと似たプロパティ・メソッドが用意されています。
WordからVBEを表示してオブジェクトブラウザーでTextFrameオブジェクトを選択すれば、
拙著のP.238から確認しているPowerPoint VBAのTextFrameと似たプロパティ・メソッドを持っていることを確認できます。
TextFrameオブジェクトが持つプロパティの一部は、[図形の書式設定]作業ウィンドウ-[文字のオプション]-[レイアウトとプロパティ]で確認・設定できます。
Word VBAのTextFrame.TextRangeはRangeを返す
文字列枠を表すTextFrameオブジェクトの、もっとも重要なプロパティは拙著でも解説しているTextRangeです。
このTextFrame.TextRangeプロパティの戻り値が、PowerPoint VBAとWord VBAとでは異なります。
PowerPoint VBAの場合、TextFrame.TextRangeプロパティはTextRangeオブジェクトを返すのに対し、Word VBAの場合、Rangeオブジェクトを返します。
Word VBAの主要なオブジェクトであるRangeオブジェクトも、結局は文字列範囲を表すオブジェクトですから、PowerPoint VBAのTextRangeオブジェクトと役割としては近いのですが、PowerPoint VBAのTextRangeよりもWord VBAのRangeのほうが多機能です。
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