「ExcelVBA パワポ スライドマスターを開く」
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PowerPointをスライドマスター表示にするサンプルマクロ
何らかのPowerPointプレゼンテーションファイルを開いた状態で、以下のExcelマクロを実行してください。
On Error GoTo ErrHandl
Const ppViewMasterThumbnails = 12
With GetObject(Class:="PowerPoint.Application")
.ActiveWindow.ViewType = ppViewMasterThumbnails
End With
ErrHandl:
Select Case Err.Number
Case 429
MsgBox "PowerPointが起動していないようです。"
Case -2147188160
MsgBox "PowerPointファイルが開かれていないようです。"
Case Else
MsgBox Err.Description & vbCrLf & Err.Number
End Select
Err.Clear
End Sub
開かれていたPowerPointが、スライドマスター表示になります。
なお、上記のマクロには「Excel VBA」と呼べる箇所はありませんから、VBAが使える環境ならどこからでも実行できます。
サンプルマクロで行っている処理
VBAのGetObject関数を使って、起動しているPowerPoint.Applicationへの参照を取得した後の、
With GetObject(Class:="PowerPoint.Application")
スライドマスター表示にしている以下の部分は、
.ActiveWindow.ViewType = ppViewMasterThumbnails
実質的にPowerPoint VBAのコードです。
PowerPoint.ApplicationオブジェクトのActiveWindowプロパティで、
.ActiveWindow.ViewType = ppViewMasterThumbnails
PowerPoint.DocumentWindowオブジェクトを取得して、ViewTypeプロパティに
.ActiveWindow.ViewType = ppViewMasterThumbnails
定数ppViewMasterThumbnailsを設定することで
.ActiveWindow.ViewType = ppViewMasterThumbnails
スライドマスター表示にしています。
ただし、PowerPointへの参照設定が行われていなければppViewMasterThumbnailsでコンパイルエラーになってしまいますから、事前に定数を宣言しています。
Const ppViewMasterThumbnails = 12
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