Home » エクセルマクロ・Excel VBAの使い方 » Office連携 » Excel VBAでPowerPointの表示モードを変更する

Excel VBAでPowerPointの表示モードを変更する

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel & PowerPoint(バージョン2109 ビルド14430.20234 Microsoft Store)

「エクセルvba パワーポイントの操作 表示モード変更」
という検索キーワードでアクセスがありました。

[スポンサードリンク]

Excel VBAでPowerPointの表示モードを変更するサンプル

PowerPointで何らかのプレゼンテーションファイルを開いておいてから、以下のExcelマクロを実行すると、PowerPointnがスライド一覧表示になります(参照設定は不要です)。

Sub PowerPointをスライド一覧表示にする()
On Error GoTo ErrHandl

 Const ppViewSlideSorter = 7

 With GetObject(Class:="PowerPoint.Application")
  .ActiveWindow.ViewType = ppViewSlideSorter
 End With

Exit Sub
ErrHandl:
 Select Case Err.Number
  Case 429
   MsgBox "PowerPointが起動していないようです。"
  Case Else
   MsgBox Err.Description & vbCrLf & Err.Number
 End Select
 Err.Clear
End Sub

サンプルで行っている処理について

スライド一覧表示にするPowerPoint VBAのコードをご紹介済みです。このコードを、Excel VBA側から実行できるようにしたのが、上記のSubプロシージャです。

まず、PowerPointへの参照設定なしで実行できるように、PowerPoint VBAで元々用意されている定数と同じ名前で定数を宣言しています。

Const ppViewSlideSorter = 7

つづいて、VBAのGetObject関数を使って、起動済みのPowerPoint.Applicationへの参照を取得して、

With GetObject(Class:="PowerPoint.Application")

PowerPointのApplication.AcitveWindowプロパティでDocumentWindowオブジェクトを取得し、

 .ActiveWindow.ViewType = ppViewSlideSorter

DocumentWindow.ViewTypeプロパティに、定数ppViewSlideSorterを設定しています。

 .ActiveWindow.ViewType = ppViewSlideSorter

さまざまな実行時エラーの発生する可能性がありますが、とりあえず上記のSubプロシージャでは以下のようなエラー処理を入れています。

On Error GoTo ErrHandl
ErrHandl:
 Select Case Err.Number
  Case 429
   MsgBox "PowerPointが起動していないようです。"
  Case Else
   MsgBox Err.Description & vbCrLf & Err.Number
 End Select
 Err.Clear

最終更新日時:2022-01-06 12:38

[スポンサードリンク]

Home » エクセルマクロ・Excel VBAの使い方 » Office連携 » Excel VBAでPowerPointの表示モードを変更する

「Office連携」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.