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富士通の個人向けパソコンFMVシリーズの2011年夏モデルの9シリーズ合計22機種が、5月19日から販売開始されています。
その新商品発表会に参加させていただき、富士通の方にインタビューさせていただくことができました。
富士通の個人向けパソコンFMVシリーズは、あらゆる生活シーンで24時間の中でもなるべく長く役立つパソコン「ライフパートナー」であることを目指しているそうで、2011年夏モデルのポイントは、
●快適便利
●地デジ
●節電
とのことです。
「快適便利」「地デジ」「節電」という3つのキーワードで、表されるFMV2011年夏モデルですが、実際の機能は、もう、非常に、盛りだくさんです。
快適便利
●タッチパネルとキーボードの融合「ハイブリッドモーションPC」
2011年FMV夏モデルの中で、一番目立つのがこのハイブリッドモーションPC「LIFEBOOK THシリーズ」でしょう。
利用シーンに合わせて、簡単にタッチパネルとキーボードを切り替えられるタイプのノートパソコンです。
さまざまなデバイスでタッチパネルが採用されてきて、多くの人がその便利さを実感しているものの、文字入力をするときにはやはりキーボードは欲しくなります。
かつてワープロ専用機OASYSを出していた富士通ですから、キーボードに対する思い入れは小さくないはずで、タッチパネルとキーボードを融合させたノートパソコンを2011年夏モデルとして投入してきたわけです。
LIFEBOOK THシリーズを、7月はじめ頃にはモニターさせていただけそうということですので、そのときにあらためて詳細にレポートさせていただきたいと思っています。
●スマホとFMVを簡単につなぐ「F-LINK」
スマートフォンで撮影した写真や動画を、ケーブルをつないだり、メモリーカードを抜き差ししたりすることなく、ワイヤレスでパソコンに取り込めるのが「F-LINK」です。
「F-LINK」機能は、今後スマートフォン市場が拡大していく中で、スマホとFMVの連携ということが強く打ち出されていますが、一般的な携帯電話とも、パソコン同士の連携も簡単にできるようです。
●リモコンなしで操作「ジェスチャーコントロール」
リモコンを使わずに手を動かすことでリモコン操作ができるのが「ジェスチャーコントロール」機能です。Webカメラに向けて手を動かすことで、動画の早送りや停止や音量調整などができます。
動画を参考にしながら料理をするようなときなどに、パソコンやリモコンに触れずに済むこの機能は便利なんじゃないかと感じます。
●電子書籍サービス「BooksV(ブックスブイ)」
「BooksV(ブックスブイ)」という電子書籍サービスを、富士通がはじめました。
●人感センサー対応Webカメラによる「おまかせポーズ」
人の顔を検出する富士通研究所開発の独自技術「Sense YOU Technology」で、長時間パソコンを利用していたら休憩することを促してくれたり、パソコンの前から人がいなくなったら自動的に画面をオフにしてくれたりといったことが、以前のFMVパソコンでもできていました。
2011年夏モデルでは、動画再生中にパソコンの前を離れると自動的に一時停止、パソコンの前に戻ると自動的に再生を再開する「おまかせポーズ」機能が追加されました。
●マルチベイの新たなユニット「モバイルプロジェクター」
富士通のノートパソコンには、以前から「モバイルマルチベイ」という仕組みがあります。
本体のスロットベイに、DVDドライブユニットや追加バッテリーユニットを挿入できるのが「モバイルマルチベイ」構造です。スロットに何も挿さないことでノートパソコンの軽量化をはかることもできます。
今回モバイルマルチベイ用に新たに登場したのが「モバイルプロジェクターユニット」です。
ノートパソコン本体にプロジェクターを内蔵させられるユニットです。
モバイルプロジェクターユニットを挿入したノートパソコンがあれば、外出先や自宅の壁に映像を大きく表示させることができます。
ちょっとしたプレゼンのときに専用のプロジェクターを用意しなくてもよく、家庭などで手軽に写真や動画を大きく表示して楽しむこともできるわけです。
地デジ
7月24日にせまったアナログ放送停止に向けて、FMV2011年夏モデルでは、デジタル放送に関連した機能も充実しています。
●ケータイ書き出し機能
録画した番組をUSBケーブルやSDカード経由で携帯電話に書き出して、外出中に録画番組を見ることができます。
●ワイヤレスTV
ワイヤレスTVユニットをアンテナ線接続しておけば、パソコン本体はワイヤレスの状態で、家中どこからでもテレビが見られます。
●約1780時間の長時間フルハイビジョン録画
●BDXL対応Blu-ray Discにたっぷり保存
●ONKYOスピーカーとDTSサラウンドによる高音質
録画・保存・音質も充実しているので、FMV1台で地デジを存分に楽しんでくださいという感じですね。
なお、富士通のパソコンといえば、一時期3D関連の機能を強く打ち出していた記憶がありますが、今シーズンはアナログ放送終了が目前に迫っているため、3D関連機能よりも地デジ関連のほうを押しているようです。もちろん3D関連の研究・開発は継続しているとのことです。
節電
ここまであげたような機能より、ちょっと地味な印象ではありますが、特にこの夏、重要になると考えられる節電機能も充実しています。
●LEDバックライト
ノートパソコンや一部のデスクトップ型の液晶画面は、蛍光管バックライトではなく、LEDバックライトにすることで電力消費を減らしています。そもそもLEDバックライトを最初に採用したメーカーは富士通なのだそうです。
●ECOボタン
パソコン本体に物理的に用意されている[ECOボタン]を押すだけで、簡単に省電力モードにしてくれます。画面を暗くしたり、音を消したり、光ディスクドライブへの電力供給抑制をボタン一つでできるのです。
ノートパソコンをバッテリー駆動しているときに、画面を暗くするといったことを手作業でやっている方は少なくないと思いますが、[ECOボタン]一発で済むというのは、なかなか便利そうです。
●ピークシフト機能
電力需要がピークになる時間帯に自動的にバッテリー運用に切り替えたり、電力需要の低い夜にバッテリー充電を行うようにしたり、といったことをできるのが「ピークシフト」機能です。
この機能は、2011年夏モデルだけではなく、2007年秋冬モデル以降のパソコンでも、Webで提供されている無償のソフトをインストールすることで利用できるとのことです。
●ECO Sleep機能
電源をオフにしたときや休止状態のときに、ACアダプタから給電される待機時消費電力をソフト的に低減するのが「ECO Sleep」機能です。
●ゼロワットACアダプタ
SH76/Dに付属のACアダプタは、電源をオフにしたときや、休止状態のときの電力供給をハード的に限りなくゼロにしています。
先の「簡単便利」というキーワードでご紹介した、人感センサー対応Webカメラを使った、画面を自動的にオフにする機能も節電機能になるのではないかと質問したところ、人感センター起動時はどうしても消費電力が上がってしまうこともあり節電機能としては打ち出していないということでした。
今後、改良されてCPUパワーを消費しなくなってくれば、人感センサーも節電機能の一つになってくるのかもしれません。
Made in JAPAN
「快適便利」「地デジ」「節電」という3つのキーワードで、2011年FMV夏モデルをとりあえず括ることができますが、その他いろいろなお話しを聞かせていただいた中で、とにかく印象に残ったのが「Made in JAPAN」であることへの自負や自信です。
パソコンは現在、開発だけは国内で行い実際の生産は海外で行っているケースが多いと思いますが、富士通では開発と生産との連携を密にしていて、開発部隊の厳しいチェックを経て生産のほとんどを日本国内で行っているとのことです。
日本のユーザーに近いところで開発と生産を行っていることで、ユーザーの声を商品に反映しやすく、高い品質につながっているとのことです。
LIFEBOOK SH76/Dファーストインプレッション
2011年FMV夏モデルの一つで、SHシリーズの上位機種「LIFEBOOK SH76/D」を7月中旬までモニターさせていただくことになりました。
現在のFMVシリーズは「SH」「AH」のようにアルファベット2文字でシリーズ分けされていて、1文字目の、「S」「A」は画面サイズごとに割り当てられ、2文字目の「H」は個人向け・家庭向けをあらわす「Home」の「H」を意味しているのだそうです。
今回お借りした「SH76/D」の「S」は13.3型ワイドの画面のようです。
SH76/Dは、1366×768ピクセル表示が可能な13.3型ワイド液晶ディスプレイ、CPUはインテルターボ・ブースト・テクノロジー2.0に対応のインテルCore i5 2520M、メモリーは8GB、OSはWindows 7 Home Premium 64bit版というスペックです。
モニター機が到着して最初にビックリしたのは、天板のキレイさです。
商品発表会・インタビューのときに富士通の方が、様々な機種について仕上げのキレイさ(これもMade in Japanだからこそ)を何度も強調してらっしゃったのですが、それを納得しました。SH76/Dの天板は高級感のあるグラファイトブラックカラーで、極細のストライプが入っています。
天板だけの写真を何枚か撮影してみたものの、とにかくキレイすぎて、どう撮影しても映り込みが激しく、天板そのもののキレイさは撮影できません。
是非実物をお店などで見てください。
そんな高級感あふれる天板などから感じたSH76/Dに対する私の第一印象は「部長のノートパソコン」です。
キーボードについてはパソコンのパーツの中で好みがハッキリわかれる部分で、パソコン作業の生産性にも大きく影響する重要な箇所でしょう。
SH76/Dのキーボードは押したときの感触がしっかりしていて、キー同士の間隔も広く、狭いキーボードを苦手としている方には特におすすめできる感じです。
もう一つ特徴的なユーザーインターフェースとして、「スクロールパッド」があります。ポインティングデバイスもキーボード同様に好みがわかれるところでしょう。
メーカーによってはポインティングデバイスにスクロール機能を持たせていることもありますが、SH76/Dではポインティングデバイス「フラットポイント」の右横に、スクロールを行うための「スクロールパッド」が装備されています。
スクロールパッドに指をあてて、指をくるくると回転するとアクティブなウィンドウがスクロールしてくれます。
ポインティングデバイスがスクロール機能を兼用している場合、どこで指をどう動かすとスクロールになるのか、わかりにくいと感じる方もいらっしゃいます。そんな方にこのスクロールパッドはおすすめできるように思えます。
7月中旬までお借りしているLIFEBOOK SH76/Dについて、特に節電機能などを今後レポートさせていただこうと考えています。
▼富士通FMV LIFEBOOKの新シリーズに関するレビューを集めたポータルサイト「FMV User's Review Portal」がオープンしました。
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