「アクセス2007 CSV 出力」
「Access2007 CSV エクスポート方法」
といった検索が、このサイト・インストラクターのネタ帳で行われていることがあります。
Access 2007で、テーブルやクエリをCSV(Comma Separated Values)ファイルとして出力・エクスポートする方法を探している方による検索でしょう。
エクスポートするテーブルをデータベースウィンドウで選択
↓
[外部データ]タブ
−[エクスポート]グループ
−[テキストファイルにエクスポート]ボタンをクリック
↓
[エクスポート-テキストファイル]ダイアログ
−[データのエクスポート先の選択]で、
エクスポート先のフォルダ・ファイル名などを指定して[OK]ボタンをクリック
↓
[テキストエクスポートウィザード]の1つ目のダイアログで
「区切り記号付き」オプションが選択されていることを確認後[次へ]ボタンをクリック
↓
[テキストエクスポートウィザード]の2つ目のダイアログで
[フィールド区切り記号]欄で「カンマ」オプションが選択されていることを確認、[テキスト区切り記号]などを指定後[次へ]ボタンをクリック
↓
[テキストエクスポートウィザード]の3つ目のダイアログで
[エクスポート先のファイル名]を確認後[完了]ボタンをクリック
[外部データ]タブ−[エクスポート]グループ−[テキストファイルにエクスポート]ボタンは、Access 2007の場合、横幅が狭くなっているとちょっとわかりづらいですが、下図のボタンです。
[エクスポート-テキストファイル]ダイアログ−[データのエクスポート先の選択]で、デフォルトで拡張子は「.txt」となりますが、CSVでエクスポートしたいわけですから「.csv」に変更していただくといいんじゃないでしょうか。
[テキストエクスポートウィザード]の1つ目のダイアログでは「固定長」も選べますが、CSVファイルが欲しいのですから、もちろん「区切り記号付き」オプションを選んでください。
[テキストエクスポートウィザード]の2つ目のダイアログでは、CSVファイルが欲しいのですから[フィールド区切り記号]欄で「カンマ」オプションを選択してください。
[先頭行をフィールド名として使う]チェックボックスは意味がわかりにくいかもしれません。これは、フィールド名をCSVファイルの1行目に出力するかどうかのオプションです。Onの状態でCSVをエクスポートすれば、CSVファイルの1行目にフィールド名が並び、Offの状態でエクスポートすると1行目からいきなりデータの並んだ状態のCSVファイルになります。
[テキスト区切り記号]ボックスは、テキストデータを、「"」(ダブルクォート)や「'」(シングルクォート)で括って出力するか、「"」や「'」で括らずに出力するかを指定します。数値データや日時データは、ここで何を指定しようが「"」「'」に括られずに出力されます。
教科書的にまずリボンからの操作をご紹介しましたが、実務上はデータベースウィンドウで右クリックして表示されるショートカットメニューを利用するほうが便利だと思います。
また、Access 2007での[外部データ]タブ−[エクスポート]グループ−[テキストファイルにエクスポート]ボタンがわかりにくいという声がたくさん上がっていたのでしょう。Access 2010では改善され下図のように配置や大きさが変更されています。
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