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SectionProperties.Renameを使ったパワポマクロ

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit PowerPoint(バージョン2203 ビルド15028.20160 Microsoft Store)

「powerpoint sectionproperties rename」
という検索キーワードでアクセスがありました。

SectionPropertiesオブジェクトに用意されているRenameメソッドについて、

調べていた方による検索です。

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SectionProperties.Renameメソッドを使ったサンプルマクロを2つご紹介します。

全セクション名を変更するサンプルマクロ

セクションの存在するプレゼンテーションファイルがアクティブな状態で、以下のPowerPointマクロを実行すると、セクション名が「せくしょん:n」という形式に変更されます。

Sub 全セクション名を変更する()
 Dim i As Long
 For i = 1 To ActivePresentation.SectionProperties.Count
  ActivePresentation.SectionProperties.Rename _
    sectionIndex:=i, _
    sectionName:="せくしょん:" & i
 Next
End Sub

SectionProperties.Renameメソッドの引数sectionIndexには、名前を変更したいセクションのインデックス番号を指定します。
上記のサンプルでは、For~Next文で使っているカウンター変数iを、指定しています。

 ActivePresentation.SectionProperties.Rename _
   sectionIndex:=i, _
   sectionName:="せくしょん:" & i

引数setionNameにはセクション名を指定します。
上記のサンプルでは、文字列「せくしょん:」にカウンター変数iを連結した文字列を指定しています。

 ActivePresentation.SectionProperties.Rename _
   sectionIndex:=i, _
   sectionName:="せくしょん:" & i

上述の処理をSectionProperties.Countプロパティで取得した、

セクションの数だけ繰り返すFor~Nextループの中で行っています。

For i = 1 To ActivePresentation.SectionProperties.Count

アクティブスライドのセクション名を変更するサンプルマクロ

以下のPowerPointマクロを実行すると、アクティブスライドの含まれるセクションの名前が「変更したセクション名」に変更されます。

Sub アクティブスライドのセクション名を変更する()
 Dim sec_idx As Long
 sec_idx = ActiveWindow.Selection.SlideRange.sectionIndex
 ActivePresentation.SectionProperties.Rename _
   sectionIndex:=sec_idx, _
   sectionName:="変更したセクション名"
End Sub

こちらのサンプルマクロでは、SectionProperties.Renameメソッドの引数sectionIndexに指定するインデックス番号を、SlideRangeオブジェクトに用意されているsectionIndexプロパティを使って取得しています。

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