「powerpoint sectionproperties rename」
という検索キーワードでアクセスがありました。
SectionPropertiesオブジェクトに用意されているRenameメソッドについて、
調べていた方による検索です。
SectionProperties.Renameメソッドを使ったサンプルマクロを2つご紹介します。
全セクション名を変更するサンプルマクロ
セクションの存在するプレゼンテーションファイルがアクティブな状態で、以下のPowerPointマクロを実行すると、セクション名が「せくしょん:n」という形式に変更されます。
Dim i As Long
For i = 1 To ActivePresentation.SectionProperties.Count
ActivePresentation.SectionProperties.Rename _
sectionIndex:=i, _
sectionName:="せくしょん:" & i
Next
End Sub
SectionProperties.Renameメソッドの引数sectionIndexには、名前を変更したいセクションのインデックス番号を指定します。
上記のサンプルでは、For~Next文で使っているカウンター変数iを、指定しています。
ActivePresentation.SectionProperties.Rename _ sectionIndex:=i, _ sectionName:="せくしょん:" & i
引数setionNameにはセクション名を指定します。
上記のサンプルでは、文字列「せくしょん:」にカウンター変数iを連結した文字列を指定しています。
ActivePresentation.SectionProperties.Rename _ sectionIndex:=i, _ sectionName:="せくしょん:" & i
上述の処理をSectionProperties.Countプロパティで取得した、
セクションの数だけ繰り返すFor~Nextループの中で行っています。
For i = 1 To ActivePresentation.SectionProperties.Count
アクティブスライドのセクション名を変更するサンプルマクロ
以下のPowerPointマクロを実行すると、アクティブスライドの含まれるセクションの名前が「変更したセクション名」に変更されます。
Dim sec_idx As Long
sec_idx = ActiveWindow.Selection.SlideRange.sectionIndex
ActivePresentation.SectionProperties.Rename _
sectionIndex:=sec_idx, _
sectionName:="変更したセクション名"
End Sub
こちらのサンプルマクロでは、SectionProperties.Renameメソッドの引数sectionIndexに指定するインデックス番号を、SlideRangeオブジェクトに用意されているsectionIndexプロパティを使って取得しています。
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