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PowerPoint VBAでセクションを追加する

動作検証バージョン:Windows版PowerPoint(バージョン1902 ビルド11328.20146)

PowerPoint VBAでセクションを追加する

「powerpoint vba セクション追加」
という検索キーワードに気がつきました。

PowerPoint VBAでセクションを新規に追加するには、どのようなコードを書けばいいのかを探した方による検索です。

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セクションを追加するサンプルマクロ

以下のSubプロシージャを実行すると、アクティブなプレゼンテーションの先頭に新しくセクションが追加され、「新しいセクション」という名前になります。

Sub セクションを追加する()
 With ActivePresentation.SectionProperties
  .AddSection sectionIndex:=1
  .Rename sectionIndex:=1, sectionName:="新しいセクション"
 End With
End Sub

セクションを追加するコードについて

PowerPoint VBAをある程度ご存知の方の場合、Sectionsというコレクションが存在していて、SectionsのAddメソッドで新規セクションを追加することができ、Sections.Addメソッドは新規に追加したセクションを表すSectionオブジェクトを返す、といった挙動をイメージするのではないかと思うのですけれども、まったく違います。

セクションは、PowerPointの主要なオブジェクトである、Presentation・Slide・Shapeを操作するコードとはまるで異質な、上記のようなコードを書く必要があります。

セクションはバージョン2010になって登場した比較的新しい仕組みであるため、昔から存在するPresentation・Slide・Shapeといったオブジェクトとは違った形にせざるを得なかったのだろうと、私は想像しています。

セクションを追加するSectionProperties.AddSectionメソッド

上記のSubプロシージャのとおり、SectionPropertiesオブジェクトにAddSectionが、セクションを追加するメソッドとして用意されています。

PowerPoint VBAでセクションを追加する

SectionProperties.AddSectionメソッドには、挿入するセクションのインデックス番号を引数に指定します。引数に指定されたインデックス番号のセクションの前に、新規セクションが挿入され、挿入されたセクションのインデックス番号を返します(セクションを表すオブジェクトを返すわけではありません)。

セクション名を変更するSectionProperties.Renameメソッド

セクションの名前の変更は、SectionPropertiesオブジェクトに用意されているRenameメソッドを利用します。

PowerPoint VBAでセクションを追加する

SectionProperties.Renameメソッドは引数を2つ指定します。セクションのインデックス番号(sectionIndex)とセクションの名前(sectionName)です。

最終更新日時:2020-08-11 17:35

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