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LibreOffice Calcのブール値の挙動はExcelの論理値と微妙に異なる

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + LibreOffice 6.3.4.2(x64)

LibreOffice Calcのブール値は、基本的にはExcelの論理値と同じデータ型ですが、挙動が微妙に異なる部分があります。

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Calcのブール値は右揃え

Excelの論理値(TRUE・FALSE)は、中央揃えで表示されるのに対し、

LibreOffice Calcのブール値は、下図のとおりセル内の右揃えで表示されます。

Excelの論理値が中央揃えであることに慣れていると、少々違和感を覚えますが、ブール値が数値データとして扱い得る型であることを考えると、日時データが右揃えになるのと統一感があり良さそうにも思えます。

Calcのブール値は表示形式を設定できる

Excelの論理値は、[セルの書式設定]ダイアログ-[表示形式]タブなどから表示形式を設定することができません。

一方LibreOffice Calcの場合は、[セルの書式設定]ダイアログ-[数値]タブで、どのように表示するかを設定できます。

「0」を入力しておいてから[セルの書式設定]ダイアログ-[数値]タブ-[カテゴリー]欄で「ブール値」を選択すれば、

FALSEになります。

Excelの場合も0だけがFALSEで、他の数値はTRUEと見なされます。この様子がLibreOffice Calcのほうが確認しやすくなっています。

式にしたときの挙動が異なる

Excelの場合、
  =TRUE
とセルに入力したときでもセルにTRUEと表示されます。

一方LibreOffice Calcの数式バーで(がんばって)、
  =TRUE
と入力しても、

確定すると、
  =1
と変換されます。

最終更新日時:2020-02-01 18:05

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