「vba 印刷の向き 横」
といった検索で、時折アクセスがあります。
どのアプリケーションかは不明ですが、VBAから印刷の向きを横向きにするにはどうすればいいのかを探していた方による検索です。
Word VBAで印刷の向きを設定するコードは既にご紹介していいますから、ここではExcel VBAのコードをご紹介します。
印刷の向きを横にするサンプルマクロ
以下のSubプロシージャを実行すると、アクティブシートの印刷の向きが横に設定され印刷プレビューされます。
With ActiveSheet
.PageSetup.Orientation = xlLandscape
.PrintPreview
End With
End Sub
上記のとおり、PageSetupオブジェクトが持つOrientationプロパティに、
定数xlLandscape(実際の値は2)を設定すれば、横向きになります。
定数xlPortrait(実際の値は1)を設定すれば、縦向きになります。
Word VBAとの違い
ご紹介済みのWord VBAのコードと似ているのですが、Orientationプロパティに指定する定数まわりが微妙に違っているのが、私は興味深く感じています。
そもそも列挙型の名前の付け方が違います。
WordはWdOrientationで、
ExcelはXlPageOrientationです。
それぞれに定義されている定数の名前の付け方や実際の値も違います。
WdOrientation列挙型に定義されている定数は
wdOrientLandscape(1)
wdOrientPortrait(0)
であるのに対し、
XlPageOrientation列挙型に定義されている定数は、
xlLandscape(2)
xlPortrait(1)
です。
最終更新日時:2020-11-25 10:42
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