「vba 配列 アルファベット 格納」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。
詳細はわかりませんが、VBA(Visual Basic for Applications)で、配列にアルファベットを格納するコードを探している方による検索です。
配列に大文字のアルファベットを格納するサンプルマクロ
本当に、アルファベットを配列に格納する必要があるのか、この検索を行った方に聞いてみたいところですが、ここではそんなコードをご紹介しておきます。
ReDim char(1 To 26) As String
Dim i As Long For i = 1 To 26
char(i) = Chr(i + 64)
Next i
End Sub
charという配列変数に「A」から「Z」の大文字のアルファベットを格納するコードです。
End Subにブレークポイントを設定してから、上記のSubプロシージャを実行して、ローカルウィンドウを確認すると、下図のように配列変数charに大文字のアルファベットが格納されていることがわかります。
Chr関数は、引数に文字コードを指定すると対応する文字を返す関数です。
また、ASCIIコード(10進数)の65から90までが大文字のアルファベットです。
ですから、カウンター変数iが、1から26になるまでループを回し、
For i = 1 To 26
65から90の数値がChr関数の引数に指定されるようにカウンター変数iに「+64」しています。
char(i) = Chr(i + 64)
配列に小文字のアルファベットを格納するサンプルマクロ
小文字のアルファベットを格納するのなら、以下のようなコードです。
ReDim char(1 To 26) As String
Dim i As Long For i = 1 To 26
char(i) = Chr(i + 96)
Next i
End Sub
考え方は大文字のアルファベットの場合と同じです。異なるのはChr関数の引数だけです。
ASCIIコード(10進数)の97から122までが小文字のアルファベットですからChr関数の引数に97から122までが指定されるように「+96」しています。
char(i) = Chr(i + 96)
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