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VBAで配列にアルファベットを格納する

対象:Excel2003, Excel2007, Excel2010, Excel2013

配列にアルファベットを格納する

「vba 配列 アルファベット 格納」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。

詳細はわかりませんが、VBA(Visual Basic for Applications)で、配列にアルファベットを格納するコードを探している方による検索です。

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配列に大文字のアルファベットを格納するサンプルマクロ

本当に、アルファベットを配列に格納する必要があるのか、この検索を行った方に聞いてみたいところですが、ここではそんなコードをご紹介しておきます。

Sub 配列にアルファベットを格納する_大文字()
 ReDim char(1 To 26) As String
 Dim i As Long

 For i = 1 To 26
  char(i) = Chr(i + 64)
 Next i
End Sub

charという配列変数に「A」から「Z」の大文字のアルファベットを格納するコードです。

End Subにブレークポイントを設定してから、上記のSubプロシージャを実行して、ローカルウィンドウを確認すると、下図のように配列変数charに大文字のアルファベットが格納されていることがわかります。

配列にアルファベットを格納する

Chr関数は、引数に文字コードを指定すると対応する文字を返す関数です。

また、ASCIIコード(10進数)の65から90までが大文字のアルファベットです。

ですから、カウンター変数iが、1から26になるまでループを回し、
 For i = 1 To 26

65から90の数値がChr関数の引数に指定されるようにカウンター変数iに「+64」しています。
  char(i) = Chr(i + 64)

配列に小文字のアルファベットを格納するサンプルマクロ

小文字のアルファベットを格納するのなら、以下のようなコードです。

Sub 配列にアルファベットを格納する_小文字()
 ReDim char(1 To 26) As String
 Dim i As Long

 For i = 1 To 26
  char(i) = Chr(i + 96)
 Next i
End Sub

配列にアルファベットを格納する

考え方は大文字のアルファベットの場合と同じです。異なるのはChr関数の引数だけです。

ASCIIコード(10進数)の97から122までが小文字のアルファベットですからChr関数の引数に97から122までが指定されるように「+96」しています。
  char(i) = Chr(i + 96)

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