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Word VBAでフォントサイズを小さくする-Font.Shrinkメソッド

対象:Word2003, Word2007, Word2010

「word vba フォントサイズを小さくしたい」
という検索が行われていました。

フォントサイズを小さくするFont.Shrinkメソッド

ExcelのVBAをご存じの方だと、意外に感じるかもしれませんが、以下のようなコードでWordの場合、文字のサイズを小さくできます。

▼フォントサイズを小さくするコード
※選択されていた文字列のフォントサイズを小さくする例
Selection.Font.Shrink

WordのFontオブジェクトにはShrinkというフォントサイズを小さくするメソッドがあるのです

Excelでフォントサイズを小さくしようとする場合、Font.Sizeプロパティを一旦取得してから小さくするという処理となり、指定できないような小さすぎるサイズを指定してしまわないエラー対策も必要です。

ですが、WordのFont.Shrinkメソッドならそんな必要もありません。

フォントサイズを大きくするFont.Growメソッド

Shrinkメソッドがフォントサイズを小さくするのに対し、逆に大きくするほうは、Growメソッドです。

WordとExcelのアプリケーションとしての違いが、ここにはあらわれていると、私は感じます。

Wordはやはりワープロソフトで、Excelはもちろんワープロソフトではないのです。

同じVBAでも、WordとExcelではいろいろと異なる部分があり、普段ExcelのVBAを扱っている方がWordのVBAを触ってみると、とても刺激を受けられると思います。

最終更新日時:2021-05-20 04:32

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