「word vba 表 フォント」
といった検索で、このサイト『インストラクターのネタ帳』へのアクセスがありました。
このキーワードだけでは、具体的に何を調べていらしたのかがわかりませんが、参考になりそうなコードをご紹介しておきます。
表全体のフォントを変更するサンプルマクロ
表の存在するWord文書がアクティブな状態で、以下のSubプロシージャを実行してみてください。
ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name = "BIZ UDP明朝 Medium"
End Sub
アクティブ文書に存在する1番目の表の、
ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name =
表全体のフォントが「BIZ UDP明朝 Medium」に設定されます。
拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』で、文字列範囲を表すRangeオブジェクトに用意されているFontプロパティで、フォントを表すFontオブジェクトを取得できること等を解説しています。
表のフォントを取得・設定する場合も、この考え方は同じです。
表を表すTableオブジェクトに用意されているRangeプロパティで、表全体の文字列範囲を表すRangeオブジェクトを取得して、
ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name =
RangeオブジェクトのFontプロパティでFontオブジェクトを取得して、
ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name =
Font.Nameプロパティを使ってフォントを変更しています。
ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name =
セルのフォントを変更するサンプルマクロ
表内の一部のセルについてフォントを変更したい場合、以下のSubプロシージャが参考になるでしょう。
ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Range.Font.Name = "UD デジタル 教科書体 NP-B"
End Sub
アクティブなWord文書内の1番目の表の、先頭セル(一番左上のセル)のフォントが
ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Range.Font.Name =
「UD デジタル 教科書体 NP-B」に設定されます。
RangeオブジェクトのFontプロパティを使ってFontオブジェクトを取得する考え方は、表全体のフォントを変更する場合と同じです。
一部のセルのフォントを変更するために、Cellオブジェクトに用意されているRangeプロパティでセル内の文字列範囲を表すRangeオブジェクトを取得しています。
ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Range.Font.Name =
Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » フォント » Word VBAで表のフォントを変更する