動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Word(バージョン2209 ビルド15629.20156 Microsoft Store)
「word PageSetup.LeftMargin」
という検索キーワードでアクセスがありました。
Word VBAの、PageSetupオブジェクトに用意されているLeftMarginプロパティについて調べていた方による検索でしょう。
LeftMarginを取得するサンプルマクロ
以下のWordマクロを実行すると、アクティブ文書の左余白のサイズがメッセージボックスに表示されます。
Sub 左余白を確認する()
MsgBox _
PointsToCentimeters(ActiveDocument.PageSetup.LeftMargin) & "cm"
End Sub
MsgBox _
PointsToCentimeters(ActiveDocument.PageSetup.LeftMargin) & "cm"
End Sub
PageSetup.LeftMarginプロパティで取得できる数値の単位はポイントですから、
Word VBAのグローバルメンバーのPointsToCentimetersメソッドで、センチメートルに変換しています。
LeftMarginを設定するサンプルマクロ
以下のWordマクロを実行すると、アクティブ文書の左余白のサイズが1cm広がります。
Sub 左余白を変更する()
With ActiveDocument.PageSetup
.LeftMargin = .LeftMargin + CentimetersToPoints(1)
End With
End Sub
With ActiveDocument.PageSetup
.LeftMargin = .LeftMargin + CentimetersToPoints(1)
End With
End Sub
CentimetersToPointメソッドの引数に「1」を指定することで、1cmをポイント数に変換した値を、現在のLeftMarginの値に足し算することで、左余白を変更しています。
[スポンサードリンク]
Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » ページ設定・PageSetup » PageSetup.LeftMarginを使ったWord VBAのサンプル