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ExcelシートのPDF出力はxlwingsのほうがVBAより便利

動作検証バージョン:Windows 11 Home + Python 3.10.6(64-bit) + xlwings 0.30.9 + 64bit Excel(バージョン2307 ビルド16626.20000 クイック実行)

Worksheet.ExportAsFixedFormatメソッドを使えば、

Excel VBAからワークシートをPDF出力できます。

ですが、xlwingsのSheet.to_pdf()メソッドのほうが、便利だと私は感じます。

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xlwingsでワークシートをPDFに

以下のスクリプトを実行すると、アクティブシートがカレントディレクトリに、シート名がファイル名のPDFとして出力されます。

import xlwings as xw

sht = xw.sheets.active
sht.to_pdf()

Sheet.to_pdf()メソッドには、path・show・qualityといった引数も指定できますが、何も指定せずに実行することもできます。

その場合、カレントディレクトリに、シート名がファイル名になったPDFが出力されます。

Excel VBAの場合

Excel VBAでアクティブシートをPDF出力するには、以下のようなコードを実行します。

ActiveSheet.ExportAsFixedFormat xlTypePDF

ExprtAsFixedFormatメソッドには複数の引数を指定できますが、最低でも第1引数のTypeに、

定数xlTypePDFを指定する必要があります。

出力するPDFファイル名を指定せずに実行した場合、カレントディレクトリに出力されるのですが、そのときブック名がPDFのファイル名になってしまいます。
ここは、xlwingsのようにワークシート名になってくれるほうが、ありがたいと感じます。

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