「python エクセル ハイパーリンク 設定」
といった検索でアクセスがありました。
この記事では、Excelを操作する外部ライブラリ「xlwings」を使ってハイパーリンクを設定する、簡単なサンプルをご紹介します。
xlwingsでハイパーリンクを設定するサンプル
以下のスクリプトを実行してみてください。
xw.Book()
rng = xw.Range('A1')rng.add_hyperlink('https://www.relief.jp/', 'インストラクターのネタ帳')
xlwingsのBook()関数で新規にブックが作成され、
xw.Book()
xlwingsのRange()関数で取得できるアクティブシートのA1セルに
rng = xw.Range('A1')
「インストラクターのネタ帳」と入力され、「https://www.relief.jp/」へのリンクが設定されます。
rng.add_hyperlink('https://www.relief.jp/', 'インストラクターのネタ帳')
セルを表すRangeオブジェクトに、ハイパーリンクを設定するするためのadd_hyperlink()メソッドが用意されています。
サンプルのとおり、第1引数にURL、第2引数にセルに入力する文字列を指定します。
Excel VBAのハイパーリンク設定よりシンプル
Excel VBAの場合、WorksheetオブジェクトやRangeオブジェクトに用意されているHyperlinksプロパティを使って、Hyperlinksコレクションを取得してAddメソッドを呼ぶという手間が必要です。
それに対し、Rangeオブジェクトのadd_hyperlink()メソッドでいきなりハイパーリンクを設定することができます。
もちろん内部では、Excel VBAのRange.Hyperlinks-Hyperlinks.Addを辿っています。
_xlwindows.pyモジュールのRangeクラスで、以下のように定義されています。
def add_hyperlink(self, address, text_to_display, screen_tip):
if self.xl is not None:
link = self.xl.Hyperlinks.Add(Anchor=self.xl, Address=address)
link.TextToDisplay = text_to_display
link.ScreenTip = screen_tip
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最終更新日時:2023-10-13 12:44
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