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xlwingsで折り返して全体を表示する-Range.wrap_textプロパティ

動作検証バージョン:Windows 10 Pro(64-bit)+ 32bit Excel(バージョン2212 ビルド15928.20216 Microsoft Store)+ Python 3.8.3 + xlwings 0.24.5

Excelで作られたファイルを操作するPythonの外部ライブラリOpenPyXLを使って、折り返して全体を表示する設定を行うコードをご紹介しました。

表計算ソフトExcelを操作する外部ライブラリ、xlwingsを使う場合も見ておきましょう。

xlwingsで折り返して全体を表示する設定を行うサンプル

以下のスクリプトを実行すると、新規ブックの先頭シートのA1:G7セルに「Hello, World!」と入力され、折り返して全体を表示する設定が行われます。

import xlwings as xw

bk = xw.Book()
ws = bk.sheets[0]

ws.range('A1:G7').value = 'Hello, World!'
ws.range('A1:G7').wrap_text = True

xlwingsの場合ループ処理は不要

OpenPyXLの場合、複数セルに折り返して全体を表示する設定を行いたい場合、ループ処理の中で設定する必要があります。

xlwingsの場合は、ループ処理は不要で、上記のようにセル範囲を表すRangeオブジェクトのwrap_textプロパティにTrueを設定すればOKです。

最終更新日時:2023-10-13 12:21

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