このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスログを眺めていて、
「ms word vba 最大化」
という検索キーワードでのアクセスに気づきましたので、そんなWordマクロを作ってみました。
Wordのウィンドウを最大化するサンプルマクロ
以下のWordマクロを実行すると、Wordのウィンドウが最大化されます。
Application.WindowState = wdWindowStateMaximize
End Sub
Word.ApplicationオブジェクトのWindowStateプロパティに、定数・wdWindowStateMaximizeを指定すれば、Wordウィンドウが最大化されます。
どうやってApplication.WindowStateプロパティをみつけたか
コードとしてはとても簡単ですが、ApplicationオブジェクトのWindowStateプロパティを覚えていたわけでもない私が、このコードをどうやって作ったかのほうが、はるかに重要な話でしょう。
オブジェクトブラウザーでmaxを検索
まず「最大化」ということですから、「max」というキーワードを含んだ名前のメソッドか定数があるのではないかと想像して、オブジェクトブラウザーで「max」というキーワードを、私は検索しました。
検索結果を眺めると、
WdWindowState列挙に、wdWindowStateMaximizeという名前の
「ms word vba 最大化」
に関係しそうな定数があることに気づきました。
オブジェクトブラウザーでWindowStateを検索
ということは、列挙名の一部である「WindowState」という名前のプロパティがある可能性が高いと考え、オブジェクトブラウザーで「windowstate」を検索してみると、
予想どおりApplicationオブジェクトに、
「ms word vba 最大化」
に使えそうな、WindowStateプロパティがあったというわけです。
最終更新日時:2020-04-26 09:14
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