「vba ワード ActiveDocument.Sections」
といった検索キーワードで、時折アクセスがあることに気がつきました。
アクティブ文書のSectionsコレクションを取得する式
結論からお伝えします。
「ActiveDocument.Sections」とは、アクティブな文書に含まれる全セクションを表すSectionsコレクションを取得する式(コード)です。
ActiveDocumnet.Sectionsの読解
式「ActiveDocumnet.Sections」を、オブジェクトブラウザーを引きながら読み解いておきましょう。
ActiveDocumentとは
「ActiveDocument」は、拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』の「chapter 2. Documentは文書を表す」でも解説しているとおり、グローバルメンバーのActiveDocumentプロパティです。
ActiveWindowプロパティを使うと、アクティブな文書を表すDocumentオブジェクトを取得できます。
.Sectionsとは
「ActiveDocument」につづく「.Sections」は、Documentオブジェクトに用意されているSectionsプロパティです。
Document.Sectionsプロパティを使うと、文書に含まれる全セクションを表すSectionsコレクションを取得できます。
Sectionsコレクション・Sectionオブジェクトとは
Document.Sectionsプロパティで取得できるSectionsは、
個々のセクションを表すSectionオブジェクトを要素オブジェクトとして含む、
コレクションです。
Sectionオブジェクトは、オブジェクトブラウザーのメンバーペイン表示からわかるとおり、メソッドがなくプロパティもそれほどないオブジェクトです。
最終更新日時:2022-09-22 15:17
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