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動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Word(バージョン2207 ビルド15427.20210 Microsoft Store)

「vba ワード ActiveDocument.Sections」
といった検索キーワードで、時折アクセスがあることに気がつきました。

アクティブ文書のSectionsコレクションを取得する式

結論からお伝えします。
「ActiveDocument.Sections」とは、アクティブな文書に含まれる全セクションを表すSectionsコレクションを取得する式(コード)です。

ActiveDocumnet.Sectionsの読解

式「ActiveDocumnet.Sections」を、オブジェクトブラウザーを引きながら読み解いておきましょう。

ActiveDocumentとは

「ActiveDocument」は、拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』の「chapter 2. Documentは文書を表す」でも解説しているとおり、グローバルメンバーのActiveDocumentプロパティです。

ActiveWindowプロパティを使うと、アクティブな文書を表すDocumentオブジェクトを取得できます。

.Sectionsとは

「ActiveDocument」につづく「.Sections」は、Documentオブジェクトに用意されているSectionsプロパティです。

Document.Sectionsプロパティを使うと、文書に含まれる全セクションを表すSectionsコレクションを取得できます。

Sectionsコレクション・Sectionオブジェクトとは

Document.Sectionsプロパティで取得できるSectionsは、

個々のセクションを表すSectionオブジェクトを要素オブジェクトとして含む、

コレクションです。

Sectionオブジェクトは、オブジェクトブラウザーのメンバーペイン表示からわかるとおり、メソッドがなくプロパティもそれほどないオブジェクトです。

最終更新日時:2022-09-22 15:17

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