「Python OpenPyXL 罫線 削除」
という検索でアクセスがあることに気がつきました。
Excelファイルを操作するPythonの外部ライブラリOpenPyXLを使って、セルの罫線を削除するにはどのようなコードを書けばいいのかを調べていらしたのでしょう。
OpenPyXLでセルの罫線を消すサンプル
先頭のワークシートに、さまざまな罫線を設定したsamp.xlsxブックを、Cドライブtempフォルダーに用意してから、以下のスクリプトを実行してください。
bk = xl.load_workbook(r'C:\temp\samp.xlsx')
ws = bk.worksheets[0]
no_borders = xl.styles.borders.Border(
top = None,
bottom = None,
left = None,
right = None,
)
for row in ws.rows:
for cel in row:
cel.border = no_borders
先頭シートから罫線の削除された、samp_no_borders.xlsxとして保存されます。
OpenPyXLでセルの見た目を設定する場合
OpenPyXLでセルの見た目を設定する場合、セルとは無関係の変数に見た目を設定しておいてから、Cellオブジェクトの属性にその変数を代入する手法がよく使われます。
フォントを表すFontオブジェクト、塗りつぶしを表すPatternFillオブジェクト、配置を表すAlignmentオブジェクト、本記事で紹介する罫線を表すBordersオブジェクト等の場合に、そのようなコードにします。
上記のスクリプトでも、変数no_bordersに、上下左右の罫線がない状態を用意しておいてから、
no_borders = xl.styles.borders.Border(
top = None,
bottom = None,
left = None,
right = None,
)
変数no_bordersを各Cellオブジェクトのborder属性に代入することで、罫線なしの状態にしています。
for row in ws.rows:
for cel in row:
cel.border = no_borders
最終更新日時:2023-02-09 05:25
Home » Python » OpenPyXLの使い方 » OpenPyXLでセルの罫線を消すには?