Jupyter Notebookでは単独のキーもショートカットキーになっています。
そのため間違ったショートカットキーをうっかり押して、想定外のコマンドが実行されてしまうこともあります。セルの結合は、そんな間違って行われやすいコマンドの1つのように感じています。
[Shift]+[M]でセル結合
以下のようなショートカットキーで、Jupyter notebookのセルを結合できます。
枠が青色のコマンドモードのときに
[Shift]キー+[M]キー
を押す
単独のセルが選択されているときにショートカットキー[Shift]+[M]を押すと、1つ下のセルとの結合が行われ、複数セルが選択されていれば選択されているセルが結合されます。
[M]だけならMarkdownセルへの変更
「Merge」の頭文字[M]と[Shift]キーの組み合わせで、覚えやすいのですが、うっかり[Shift]キーを忘れて[M]キーだけを押してしまう方もいらっしゃるように思います。
この単独の[M]は、Jupyter notebookでは重要なショートカットキーの一つです。
Markdownセルへ変更するショートカットキーが[M]です。
セル結合をするつもりだったのに、Markdownセルへの変更が行われてしまったという経験のある方は少なくないように想像します。
Codeセルにするなら[Y]
うっかり[M]キーを押してMarkdownセルへの変更が行われてから、デフォルトのCodeセルにするショートカットキーは、単独の[Y]です。
セルの分割は[Ctrl]+[Shift]+[-]
[Shift]+[M]でセル結合ができるのに対し、セルを分割する場合は、分割したい箇所にカーソルを置いて[Ctrl]+[Shift]+[-]です。
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