動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2010 ビルド13328.20356 Microsoft Store)
「vba SpecialCells(xlCellTypeBlanks) 戻り値」
という検索キーワードでアクセスがありました。
Excel VBAの、SpecialCellsメソッドの戻り値は何なのかを調べていた方による検索です。
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SpecialCellsメソッドの戻り値はRangeオブジェクト
こういった確認をしたいのなら、オブジェクトブラウザーです。
オブジェクトブラウザーの詳細ペインに「As Range」と表示されているとおり、
Range.SpecialCellsメソッドの戻り値は、Rangeオブジェクトです。
SpecialCellsメソッドで見つかったセルを表すRangeオブジェクトを返します。
TypeName関数で戻り値の型を調べる
オブジェクトブラウザー以外にも、メソッドやプロパティ等の戻り値を調べる方法は複数あります。
まず知っていただきたいのは、VBAのTypeName関数です。
以下のようなコードを実行すると、SpecialCellsメソッドの戻り値の型を表す「Range」がメッセージボックスに表示されます。
MsgBox TypeName(Range("A1:G7").SpecialCells(xlCellTypeBlanks))
該当セルが見つからない場合は実行時エラー
ただし、
MsgBox TypeName(Range("A1:G7").SpecialCells(xlCellTypeBlanks))
を実行したときに、A1:G7セルに空白セルが存在しなかった場合には、実行時エラーが発生します。
これを回避するなら、以下のようなOn Error文を入れてください。
Sub sample()
On Error GoTo ErrHandl
ErrHandl:
MsgBox "空白セルは見つかりませんでした。"
Err.Clear
End Sub
On Error GoTo ErrHandl
MsgBox TypeName(Range("A1:G7").SpecialCells(xlCellTypeBlanks))
Exit SubErrHandl:
MsgBox "空白セルは見つかりませんでした。"
Err.Clear
End Sub
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