「SpecialCells(xlCellTypeFormulas, xlErrors) セルの数」
という検索キーワードでのアクセスがありました。
RangeオブジェクトのSpecialCellsメソッドに、引数xlCellTypeFormulasとxlErrorsを指定すると、エラーとなっているセルを表すRangeオブジェクトを取得できます。
「SpecialCells(xlCellTypeFormulas, xlErrors) セルの数」
と検索なさった方は、そのエラーセルの数を取得するには、どうすればいいのかを探していたのでしょう。
エラーセルの個数を取得するサンプルマクロ
以下のSubプロシージャを実行すると、アクティブシート上のエラーセルの数がメッセージボックスに表示されます。MsgBox _
Cells.SpecialCells(xlCellTypeFormulas, xlErrors).Count
End Sub
エラーとなっているセルがなかったときに、実行時エラーが発生しないようにするなら以下のようなSubプロシージャです。
Dim rng As Range
On Error Resume Next
Set rng = Cells.SpecialCells(xlCellTypeFormulas, xlErrors)
On Error GoTo 0
MsgBox "エラーセルはありません。"
Else
MsgBox "エラーセルが、" & rng.Count & " 個あります。"
End If
End Sub
セルの個数を取得するRange.Countプロパティ
RangeオブジェクトのCountプロパティを使うと、コレクションとしてのRangeに含まれる、単独のRangeオブジェクトの個数を取得できます。
例えばRangeプロパティを使った以下のSubプロシージャを実行すれば、A1:A5セルには5個のセルがありますから「5」が表示されます。MsgBox _
Range("A1:A5").Count
End Sub
MsgBox _
ActiveWindow.RangeSelection.Count
End Sub
エラーセルの個数を取得する
Cells.SpecialCells(xlCellTypeFormulas, xlErrors).Count
で使われている「.Count」は、
Range("A1:A5").Count
ActiveWindow.RangeSelection.Count
の「.Count」とまったく同じRangeオブジェクトのCountプロパティです。
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