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動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2209 ビルド15629.20156 Microsoft Store)

「vba celltypeblanks 意味」
「xlcelltypeblanks とは」
のような検索キーワードで時折アクセスがあります。

「.SpecialCells(xlCellTypeBlanks).Select」といったExcel VBAのコードを、どこかでご覧になった方による検索でしょう。

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xlCellTypeBlanksとは

xlCellTypeBlanksとは、Range.SpecialCellsメソッドを使って、

特定のセルを表すRangeオブジェクトを取得する際、引数に指定するXlCellType列挙型に定義されている定数の1つです。

「.SpecialCells(xlCellTypeBlanks)」と指定した場合には、空白セルを表すRangeオブジェクトを取得できます。

この空白セルとは、[選択オプション]ダイアログボックスで[空白セル]オプションを指定して選択できるセルと同じです。

xlCellTypeBlanksを確認するサンプルマクロ

実際のコードでも確認しましょう。
A1:A5セルの一部のセルにデータを入力しておいてから、以下のExcelマクロを実行してください。

Sub xlCellTypeBlanksを確認する()
On Error GoTo ErrHandl

 Dim rng As Range
 Set rng = Range("A1:A5").SpecialCells(xlCellTypeBlanks)
 rng.Select
 MsgBox rng.Count

Exit Sub
ErrHandl:
 MsgBox "空白セルが見つかりません。"
 Err.Clear
End Sub

A1:A5セルの中で空白のセルだけが選択され、その個数がメッセージボックスに表示されます。

空白セルの定義には要注意

空白セルの定義には注意が必要です。

見た目が空白っぽくても、半角スペースや全角スペースが入力されている場合は空白セルには該当しません。

数式の結果として空白文字列が出力されている場合も、数式が入力されているわけですから空白セルには該当しません。

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