動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Word(バージョン2204 ビルド15128.20178 Microsoft Store)
拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』の、「3-9. Rangeプロパティを持つオブジェクトがたくさんある」では、Word VBAでRangeオブジェクトが戻り値のRangeプロパティが用意されているオブジェクトが、たくさん存在することをお伝えしています。
実はその一部は、そのRangeプロパティが既定メンバーになっています。
どのようなオブジェクトのRangeプロパティが、そのオブジェクトの既定メンバーなのかをまとめておきます。
- Section
- HeaderFooter
- Paragraph
- Table
- Row
- Cell
Rangeプロパティの用意されているWord VBAのオブジェクトは30個以上存在しますが、その中でRangeプロパティが既定メンバーとなっているのは、上記の6個だけです。
こうしてリストアップしてみるとかなり少ないと感じます。
そもそも私は、Word VBAでもExcel VBAでもコレクションのItem以外の既定メンバーの仕組みは無かったほうが良かったと考えていますが、Microsoftがどういう判断基準で既定メンバーを決めていたのか気になります。
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