対象:Word2010, Word2013, Windows版Word2016

Excel VBAのRangeにはオブジェクトとプロパティがあることを記事にしました。
Word VBAでも「Range」という語句が登場しますので、確認しておきましょう。
Word VBAのRangeはオブジェクトとプロパティとメソッド
Excelの場合と同じように、オブジェクトブラウザーで「range」を完全一致検索すると、下図のような状態になります。

Word VBAでは、Rangeオブジェクトと、

たくさんのRangeプロパティと、

4つのRangeメソッドが存在するということがわかります。

Word VBAのRangeプロパティ・Rangeメソッドは何を返すのか
複数存在するRangeプロパティとRangeメソッドが何を返すのかも、確認しておきましょう。
たくさん存在するRangeプロパティは、すべて、Rangeオブジェクトを返します。

4つ存在するRangeメソッドのうち、Word VBAで文書を操作する際によく使われるDocumentオブジェクトのRangeメソッドは、もちろん、Rangeオブジェクトを返します。

残りのCanvasShapes・GroupShapes・ShapesオブジェクトのRangeメソッドは、Excel VBAのShapes・GroupShapesオブジェクトのRangeプロパティと同じく、

ShapeRangeオブジェクトを返します。
- 『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』出ました。
- 『Word VBA入門』に登場するオブジェクトごとのプロパティ一覧
- 『Word VBA入門』に登場するオブジェクトごとのメソッド一覧
最終更新日時:2022-09-22 16:17
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