「excelマクロ 参照設定 textstream」
「excel vba textstream 参照設定」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがあることに気づきました。
Excel VBA(Visual Basic for Applications)から、TextStreamオブジェクトを利用するための、
参照設定を行う方法を探していた方による検索キーワードでしょう。
TextStreamオブジェクトを単独で使うことはあり得ない
「excelマクロ 参照設定 textstream」
「excel vba textstream 参照設定」
といった検索をなさった方に、まず申し上げたいのは、TextStreamオブジェクトを単独で利用するということはあり得ないということです。
TextStreamオブジェクトを取得するには、FileSystemObjectオブジェクトのCreateTextFileメソッドやOpenTextFileメソッド、FolderオブジェクトのCreateTextFileメソッド、FileオブジェクトのOpenAsTextStreamメソッドなどを利用します。
つまり、FileSystemObjectと一緒に利用するオブジェクトだということです。
Microsoft Scripting Runtimeへの参照設定を行う
ですから、TextStreamオブジェクトを利用するための参照設定は、FileSystemObjectを利用する参照設定と同じです。メニュー[ツール]-[参照設定]をクリック
↓
[参照設定]ダイアログ
-[参照設定可能なライブラリファイル]欄
-[Microsoft Scripting Runtime]チェックボックスをOnに
↓
[参照設定]ダイアログ-[OK]ボタンをクリック
上記の手順で、Microsoft Scripting Runtimeライブラリーへの参照設定を行えば、TextStreamオブジェクトを、事前バインディングの形で利用できるようになります。
Microsoft Scripting Runtimeへの参照設定を行うマクロ
もちろん、既にご紹介している以下のようなマクロでも、Microsoft Scripting Runtime参照設定を行うことができます。
On Error GoTo ErrHndl
Application.VBE.ActiveVBProject.References.AddFromGuid _
GUID:="{420B2830-E718-11CF-893D-00A0C9054228}", _
Major:=1, _
Minor:=0
On Error GoTo 0
Exit Sub
ErrHndl:
Select Case Err.Number
Case 32813 ' 参照設定済の場合
Resume Next
Case Else
MsgBox Err.Description & vbCrLf & Err.Number
End Select
上記のマクロを実行するには、事前に[セキュリティセンター]ダイアログ-[マクロの設定]-[開発者向けのマクロ設定]欄-[VBAプロジェクトオブジェクトモデルへのアクセスを信頼する]チェックボックスをOnにする必要があります。
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