拙著『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』の「第8章 配列より便利なリストを操作しよう」では、リストの基本について解説しています。
『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』p.137より
角カッコを使ってリストを作成するコードで、拙著では触れていない、(些細ながら)便利な仕様があるのでご紹介しておきます。
拙著では、以下のようなコードで変数arrに、「1」「2」「3」「4」「5」を要素として持つリストarrを作成できることをご紹介しています。
arr = [1, 2, 3, 4, 5]
このコードを、
arr = [1, 2, 3, 4, 5,]
のように書いても問題ないのです。
微妙な違いですが、「5」の直後に「,」(カンマ)が1個ついています。
この件に関して、公式サイトにも、
というページまであります。
ちなみにVBAの場合は、以下のような書き方をすると、
arr = Array(1, 2, 3, 4, 5,)
コンパイルエラーになってしまいます。
些細な仕様ではありますが、こういう部分もPythonの人気を支えている要因の一つなのかな、と思わざるを得ません。
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