動作検証バージョン：Windows 11 Home + Python 3.10.11
Pythonではリストなどの最後にカンマがあっても良いことを記事にしました。
リストに関連して他にも便利な点があります。
Pythonではリストの途中で改行を入れることができます。
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リスト内で改行を入れたサンプル
以下のコードを実行すると、「Alice」「Bob」「Chris」「Dave」といった人名の文字列を要素として持つリストを作成できます。
arr = ['Alice', 'Bob', 'Chris', 'Dave',]
このコードを、
arr = [
'Alice',
'Bob',
'Chris',
'Dave',
]
のように、複数行にして書くこともできるのです。
VBAの場合、このように改行する場合にも「 _」（スペースとアンダーバー・アンダースコア）が必要で、横に長いコードになってしまったときに複数行に編集するのが、なかなか面倒です。
Pythonの場合は、そのような面倒な編集作業が軽減されています。
リストだけでなくカッコ内で改行ができる
この仕様は、リストの角カッコ[]に限りません。
カッコであれば、丸カッコ()・波カッコ{}でも同様です。
公式ドキュメントの「2.1.6. 非明示的な行継続」に、以下の記述があるとおり、カッコ内であれば改行ができます。
丸括弧 (parentheses)、角括弧 (square bracket) 、および波括弧 (curly brace) 内の式は、バックスラッシュを使わずに一行以上の物理行に分割することができます。
最終更新日時：2023-11-29 05:21
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