MS-IMEで、カタカナや全角英数字に変換するときに、どんな操作をしてらっしゃいますか?
私は主にファンクションキーに割り当てられたショートカットキーを使ってきました。
特に
半角カタカナに変換するときの[F8]キー
全角英数字に変換するときの[F9]キー
をよく使ってきました。
しかし、Surfaceのタッチカバーやタイプカバーから日本語入力するときには、この操作がとにかく不便で仕方ありません。
Surfaceのタッチカバーやタイプカバーで、ファンクションキーを利用するためには、[Fn]キーを押しながら特殊キーを押す必要があるためです。
Surfaceで半角カタカナや全角英数字へ変換するには、ファンクションキーではないショートカットキーを使うほうがずっと便利です。
MS-IMEでは随分昔から、カタカナや全角英数字などに変換するショートカットキーとして、ファンクションキーではない、他のショートカットキーも割り当てられています。
そのショートカットキーを使うほうがSurfaceでは便利です。
[Ctrl]キー+[U]キー:ひらがなに変換
[Ctrl]キー+[I]キー:全角カタカナに変換
[Ctrl]キー+[O]キー:半角カタカナに変換
[Ctrl]キー+[P]キー:全角英数字に変換 [Ctrl]キー+[T]キー:半角英数字に変換
文字列を入力して確定する前に上記のショートカットキーを押すことで、文字種を変換することができます。
右手のホームポジションから上に動かした位置にあるキーと[Ctrl]キーを組み合わせたショートカットキーに、ひらがな・全角カタカナ・半角カタカナ・全角英数字に変換が割り当てられています。半角英数字への変換だけは、左手の人差し指のホームポジションから左上に動かした位置にある[T]キーに割り当てられています。
私は、半角カタカナへの変換[Ctrl]+[O]キーと、全角英数字への変換[Ctrl]+[P]キーを、Surfaceを使うときによく利用しています。
私自身がファンクションキーで変換するほうが便利に感じていたので、これらのショートカットキーをこれまでご紹介せずにいましたが、Surfaceを使い始めてファンクションキーではない文字種変換ショートカトキーの便利さを実感しています。
Surfaceを使っていない方でも、日本語入力中にファンクションキーまで手を動かすのを面倒に感じている場合、これらのショートカットキーを一度試してみていただきたいと思います。
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