日本でも3月15日(金)にSurface RT(サーフェス アールティー)が発売になりました。
そもそも、Surface RTとは何なのか疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。Surface RTについて簡単にまとめておきます。
SurfaceとはマイクロソフトのタブレットPC
Surfaceというのは、Microsoftが2012年10月26日に、アメリカなどで発売を開始した、タブレットPCです。
Microsoftは、以前からMicrosoftブランドのマウスやキーボードは販売していましたけれど、パソコンは出していませんでした。Microsoftは、WindowsというOSを作り、販売はしていましたが、そのWindowsが動くパソコン自体の製造・販売は行っていませんでした。
Surfaceはそれを破った、Microsoftがはじめて出した、Microsoftのパソコン(タブレットPC)です。
SurfaceにはRTとProがある
Surfaceには、RTとProの2種類があります。
日本で3月15日に発売開始となったのは、Surface RTです。
Surface Proが日本でも発売されるのかは未定ですが、マイクロソフトのWebサイト内にページができているので、発売されるのはほぼ確実と言っていいのではないでしょうか。
RTとProはOSが違う
Surface RTとSurface Proでは何が違うのかというと、OSです。
Surface RTにはWindows RTが、Surface ProにはWindows 8搭載されています。
Surface RTはタブレットPCで、Surface ProはタブレットPCだけれどノートPCに近いと言えるかもしれません。
SurfaceはノートPCではなくタブレットPC
Surface RTの写真は、キーボードのついた状態で見かけることが多いので、ノートPCと何が違うのだろうと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
よく見かけるキーボードのついた状態の写真は、Surface RT本体に(別売りの)キーボード機能を併せ持った専用カバーをつけた状態なのです。(Surface RTと専用カバーのセットも販売されています)
専用カバーのついていない単体のSurface RTは↓のような形状です。あくまでもタブレットPCです。(セットになっているSurface RTでもカバーを取り外せば同じ形状になります。)
裏面は↓のような状態です。
裏面にはキックスタンドがついていて、
自立させることができます。
タブレットPCだけれども本体だけで自立させられるのも、Surface RTの特長の一つです。
キーボード機能を持った専用カバー
Surfaceの専用カバーの単体は↓のような状態です。(専用カバーにはいくつか種類があり、これはタイプカバーという種類のカバーです)
裏面(カバーという意味からはこちらが表面かもしれません)は、↓のようにフェルトっぽい雰囲気です
専用カバーとSurface本体はマグネットで、
簡単にカチッとつなぐことができます。
Surface RTは使えないのか
Surface RTに搭載されているWindows RTでは、従来のWindowsアプリケーションが利用できない、Windowsストアアプリがまだ多くはないといった点から、Surface RTを使えないと結論付けている記事を見かけることもありますが、私はその判断は短絡的すぎると感じています。日本での発売が開始された3月15日にSurface RTを購入して、一週間さまざまな環境で実際に使ってみて、そう感じます。
タブレットPCでも、ノートPCでもデスクトップPCでも、パソコンを何に使っているのかをよく考えてから判断すべきでしょう。
パソコンを、メールの読み書きとネットの閲覧、時々WordやExcelのファイルを編集するのにしか使っていないという方は、かなりいらっしゃるはずです。
そういう人にとって、Surface RTは選択肢の一つになり得ると感じています。
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