「dictionary 自動変数 表示されない」
という検索キーワードで、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。
Dictionaryオブジェクトでインテリセンスが働かず、上図のような自動メンバー表示が行われない原因を調べていた方による検索かな、と想像しています。
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Dictionaryのインテリセンスを利用するには参照設定が必要
Dictionaryオブジェクトのインテリセンス機能を利用するには、参照設定が必要です。
どのライブラリーに参照設定するかというと、
Microsoft Scripting Libraryです。
FileSystemObjectを利用する参照設定と同じです。
Dictionaryオブジェクトを利用する参照設定を行う
以下の手順でDictionaryオブジェクトを利用する参照設定ができます。
▼操作手順:Dictionaryオブジェクを利用する参照設定を行う
VBEのメニュー[ツール]-[参照設定]をクリック
↓
[参照設定]ダイアログ
-[参照設定可能なライブラリファイル]欄
-[Microsoft Scripting Runtime]チェックボックスをOnに
↓
[参照設定]ダイアログ-[OK]ボタンをクリック
VBEのメニュー[ツール]-[参照設定]をクリック
↓
[参照設定]ダイアログ
-[参照設定可能なライブラリファイル]欄
-[Microsoft Scripting Runtime]チェックボックスをOnに
↓
[参照設定]ダイアログ-[OK]ボタンをクリック
Microsoft Scripting Runtimeへの参照設定を行うサンプルマクロ
[セキュリティセンター]ダイアログ-[マクロの設定]-[開発者向けのマクロ設定]欄-[VBAプロジェクトオブジェクトモデルへのアクセスを信頼する]チェックボックスをOnにしておいてから、以下のマクロを実行することでもMicrosoft Scripting Runtimeへの参照設定が行われます。
Sub 参照設定を行う_Scripting()
On Error GoTo ErrHndl
Application.VBE.ActiveVBProject.References.AddFromGuid _
GUID:="{420B2830-E718-11CF-893D-00A0C9054228}", _
Major:=1, _
Minor:=0
On Error GoTo 0
On Error GoTo ErrHndl
Application.VBE.ActiveVBProject.References.AddFromGuid _
GUID:="{420B2830-E718-11CF-893D-00A0C9054228}", _
Major:=1, _
Minor:=0
On Error GoTo 0
Exit Sub
ErrHndl:
Select Case Err.Number
Case 32813 ' 参照設定済の場合
Resume Next
Case Else
MsgBox Err.Description & vbCrLf & Err.Number
End Select
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