「ローカルウィンドウ dictionary 値」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがあることに気が付きました。
Dictionaryオブジェクトに格納されているデータを、VBE(Visual Basic Editor)のローカルウィンドウで確認する方法を探していた方による検索でしょうか。
DictionaryオブジェクトのKeyをローカルウィンドウで確認するサンプルマクロ
「dictionary 値」と表現されているものが何なのかがわかりませんが、Keyに格納されているデータは、ローカルウィンドウを表示すれば、確認できます。
Dim dic As Object ' Scripting.Dictionary
Set dic = CreateObject("Scripting.Dictionary")
dic.Add Key:="イ", Item:="松"
dic.Add Key:="ロ", Item:="竹"
dic.Add Key:="ハ", Item:="梅"
Stop
上記マクロを実行してStop文でステップ実行に入ったらローカルウィンドウをご覧ください。
上図のようにKeyに格納されているデータを確認できます。
DictionaryオブジェクトのItemをローカルウィンドウで確認するサンプルマクロ
Itemに格納されているデータは、配列にしてやると確認できます。
Dim dic As Object ' Scripting.Dictionary
Dim arr_itm As Variant
Set dic = CreateObject("Scripting.Dictionary")
dic.Add Key:="イ", Item:="松"
dic.Add Key:="ロ", Item:="竹"
dic.Add Key:="ハ", Item:="梅"
arr_itm = dic.Items
Stop
DictionaryオブジェクトのItemsメソッドを使うと、
Itemに格納されているデータを1次元配列として取得できます。
一旦、配列に格納してしまえば、下図のようにローカルウィンドウで確認できます。
DictionaryオブジェクトのKeyを配列に格納してローカルウィンドウで確認する
Keyに格納されているデータは、ローカルウィンドウで直接確認できることをご紹介しましたが、DictionaryオブジェクトのKeysメソッドを使うと、
Keyも1次元配列にすることができます。
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