「activesheet.listobjects.add 戻り値」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。
Excel VBA(Visual Basic for Applications)の、ListObjectsコレクションオブジェクトのAddメソッドが、何を返すのかを調べている方による検索です。
ListObjects.Addの戻り
まず結論から。
ListObjectsコレクションのAddメソッドは、新たに作成されたListObjectオブジェクトを返します。
オブジェクト式が何を返すのかはオブジェクトブラウザーでわかる
ListObjects.Addメソッドに限らず、オブジェクト式が何を返すのかは、オブジェクト式の文法を正しく理解できているのならば、オブジェクトブラウザーで調べるのが簡単かつ確実です。
ListObjects.Addメソッドの詳細ペインを見れば、下図のとおり、ListObjectオブジェクトを返すことを確認できます。
ListObjects.Addメソッドが何を返すのかはヘルプでもわかる
ListObjects.Addメソッドが何を返すのかを調べるのは、上述のとおりオブジェクトブラウザーが一番だと感じますが、ヘルプでもわかります。
ListObjects.Addメソッドが何を返すのかはサンプルコードを実行してもわかる
「activesheet.listobjects.add 戻り値」
という検索をしているレベルの方にとっては難易度の高い方法ですが、サンプルコードを実行して何が返されるのかを調べることも可能です。
Dim tmp As Variant
Set tmp = ActiveSheet.ListObjects.Add( _
SourceType:=xlSrcRange, _
Source:=Selection.Cells.CurrentRegion, _
XlListObjectHasHeaders:=xlYes)
Stop
End Sub上記のマクロを実行すると、Stop文の箇所でステップ実行モードになります。その状態でローカルウィンドウを見れば、下図のとおりVariantで宣言した変数・tmpに、ListObjectオブジェクトがセットされていることから、ListObjects.AddメソッドがListObjectオブジェクトを返すことがわかります。
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