python-pptxを使った、PowerPointファイル内に存在する表のセル結合について書きました。
Word等で作成されたdocxファイルを操作するPythonの外部ライブラリpyhon-docxを使う、Word文書内に存在する表のセル結合もご紹介しておきます。
python-docxで表のセルを結合するサンプル
Cドライブtempフォルダーに、表の存在するsamp_org.docxを用意しておいてから、以下のスクリプトを実行してください。
doc = docx.Document(r'C:\temp\samp_org.docx')
tbl = doc.tables[0]
cel_a = tbl.cell(0, 0)
cel_z = tbl.cell(1, 1)
cel_a.merge(cel_z)
1行1列目のセルから2行2列目までの4つのセルが結合された、samp_new.docxファイルが、Cドライブtempフォルダーに作成されます。
python-docxでも_Cell.merge()でセルを結合できる
セルの結合を行っているのは、
cel_a.merge(cel_z)
の行です。
python-docxでも、python-pptxと同様、_Cellオブジェクトのmerge()メソッドでセルを結合できます。
python-pptxの_Cell.mereg()メソッドと同様に、起点であるセルを表す_Cellオブジェクトのmerge()メソッドを使って、どのセルまで結合するかを引数で指定します。
上記のサンプルの場合、起点となる1行目×1列目のセルを変数cel_aに代入し、
cel_a = tbl.cell(0, 0)
終点となる2行目×2列目のセルを変数cel_zに代入しておいて、
cel_z = tbl.cell(1, 1)
_Cell.mereg()メソッドを呼んでいます。
cel_a.merge(cel_z)
最終更新日時:2023-04-17 11:11
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