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python-docxでWordのセルを結合する-_Cell.merge()メソッド

動作検証バージョン:Windows 11 Home(64-bit)+ Python 3.10.6(64-bit)+ python-docx 0.8.11

python-pptxを使った、PowerPointファイル内に存在する表のセル結合について書きました。

Word等で作成されたdocxファイルを操作するPythonの外部ライブラリpyhon-docxを使う、Word文書内に存在する表のセル結合もご紹介しておきます。

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python-docxで表のセルを結合するサンプル

Cドライブtempフォルダーに、表の存在するsamp_org.docxを用意しておいてから、以下のスクリプトを実行してください。

import docx

doc = docx.Document(r'C:\temp\samp_org.docx')

tbl = doc.tables[0]

cel_a = tbl.cell(0, 0)
cel_z = tbl.cell(1, 1)
cel_a.merge(cel_z)

doc.save(r'c:\temp\samp_new.docx')

1行1列目のセルから2行2列目までの4つのセルが結合された、samp_new.docxファイルが、Cドライブtempフォルダーに作成されます。

python-docxでも_Cell.merge()でセルを結合できる

セルの結合を行っているのは、

cel_a.merge(cel_z)

の行です。
python-docxでも、python-pptxと同様、_Cellオブジェクトのmerge()メソッドでセルを結合できます。

python-pptxの_Cell.mereg()メソッドと同様に、起点であるセルを表す_Cellオブジェクトのmerge()メソッドを使って、どのセルまで結合するかを引数で指定します。

上記のサンプルの場合、起点となる1行目×1列目のセルを変数cel_aに代入し、

cel_a = tbl.cell(0, 0)

終点となる2行目×2列目のセルを変数cel_zに代入しておいて、

cel_z = tbl.cell(1, 1)

_Cell.mereg()メソッドを呼んでいます。

cel_a.merge(cel_z)

最終更新日時:2023-04-17 11:11

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