「excel vba 小数点以下 表示」
「excel vba 小数点第二位まで表示」
「マクロ式で小数点を表示させるには?」
といった検索でのアクセスが割とあります。
Excel VBAで、小数を含む数値の表示形式を設定する方法を探していらした、検索キーワードです。
結論からいえば、RangeオブジェクトのNumberFormatLocalプロパティに、
[セルの書式設定]ダイアログ-[表示形式]タブで指定するのと同じ書式文字列を指定すれば、
OKです。
具体的なサンプルをいくつかご紹介しておきます。
小数点以下第2位まで表示するサンプル
以下のSubプロシージャを実行すると、A1セルに入力された数値が、小数点以下第2位まで表示されます。
Range("A1").NumberFormatLocal = "0.00"
End Sub
もちろん、
Range("A1").NumberFormatLocal = "0.0"
で第1位まで、
Range("A1").NumberFormatLocal = "0.000"
で第3位まで表示されます。
小数点以下第2位まで表示して桁区切りカンマを入れるサンプル
以下のSubプロシージャを実行すると、A2セルに入力された数値が、小数点以下第2位まで表示され、桁区切りカンマも表示されます。
Range("A2").NumberFormatLocal = "#,##0.00"
End Sub
小数点以下第2位まで表示して桁区切りカンマを入れるサンプル
「excel vba 小数 マイナスを赤で表示」
といった検索キーワードでのアクセスもあります。
その場合、以下のようなSubプロシージャです。
Range("A3").NumberFormatLocal = "#,##0.00; [赤]-#,##0.00"
End Sub
A3セルに入力された数値が、小数点以下第2位まで表示され、桁区切りカンマも表示され、マイナスは赤色になります。
RangeオブジェクトのNumberFormatLocalプロパティを使うというところは、Excel VBAの話ですが、設定する書式文字列は、Excelでユーザー定義書式を設定する知識です。
最終更新日時:2018-10-04 15:11
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